Last Updated on 05/25/2018 by jpgothamlady
現在プリスクールに通っていない息子は、
基本的にはホームスクールで教育しています。
でもアメリカのプリスクールで習う内容を教えているので、
英語で教育中。
一応息子は日本語が第一言語で、
英語は第二言語という感じなので、
喋ることに関しては日本語の方が得意。
問題は読み書き。
英語の読み書きはまだまだ特訓中だけど、
アルファベットは読めるしまだ良し。
これが日本語になるとまだ全然読めません。
ニューヨークには日系書店があり、
そちらでひらがなドリルなど勉強に使えそうなものが売ってあって、
少し買ってみたりもしたのですが、
日本で販売されている価格よりも高いし、
ドリル系は書き込むと繰り返し使うのには不便。
教育にお金をかけることはあまり惜しみたくないけど、
毎回買うのはちょっと勿体ないような気がしていました。
海外在住の現在、
ハーフの子供のこれからの日本語教育を
どのようなものを使ってやっていこうかちょっと悩んでいたところ、
プリント教材をダウンロードして日本語学習ができる『まいにちのプリント』
というものに出会いました。
今回は海外在住で育児中の方が子供の日本語教育に使える
『まいにちのプリント』のあれこれをご紹介します。
目次
『まいにちのプリント』とは
『まいにちのプリント』とは、
誰もが知っている日本の大手出版社小学館が手掛ける、
海外在住子女向けの日本語通信教育です。
対象科目は2つあり、算数と国語を家庭学習できます。
『まいにちのプリント』の特徴
毎月1日に1ヶ月分の教材をオンラインでデータ配信
コースごとに異なる内容の教材データが毎月オンラインで配信されます。
受講者は自宅のプリンターでプリントするだけなので、
簡単にできます。
毎日学習できる
何をどうやって学べばいいのかと迷わず、
決められた内容のプリントが1ヶ月分揃うので、
学校で習う内容がしっかりと復習できます。
そして毎日少しずつ徹底的に攻略できます。
すぐに答え合わせができる
添削タイプの通信教育ではなく、
回答も一緒に配信されるので、お家で答え合わせがすぐにできます。
短時間でできる
小さな子供は長時間座って読み書きをすると
集中力が持たないことが多いですが、
『まいにちのプリント』では低学年コースなら1枚5分程度、
高学年コースなら1枚10分程度で出来る内容なので、
子供に負担が少ないです。
幼稚園児の最初の勉強にピッタリ
『言葉』、『数』、『形』、『知恵』の分野の基礎をカバーするので、
これから小学校で本格的な勉強をすることになる幼稚園生の
勉強の手始めとしてピッタリ。
低価格で家計の負担になりにくい
通信教育と聞くとなんだか意外と高いんじゃないのかと
思うかもしれませんが、
『まいにちのプリント』は月額825円で受講可能。
リーズナブルな価格設定で家計の負担になりにくいです。
『まいにちのプリント』の受講対象年齢
受講対象年齢は年中から小学6年生までで、
日本の学期に合わせて4月から新学年がスタートし、
学年別の教材が配信されます。
公式サイトには学年別教材のサンプルがダウンロードできるので、
内容を確認したい場合はぜひチェックしてみてください。
今年5歳になるうちの息子はアメリカではプリスクール生ですが、
日本では幼稚園の年中に当たるので、
この4月から年中コースをスタートしてみることにしました。
『まいにちのプリント』年中コース 4月の学習内容
【もじ・ことば】
- ものの名前
- もじの読み
- 同じもじ
- ことば遊び
【かず】
- かぞえる練習
- 同じかず
【ちえ】
- かくれんぼ
- 同じものはどれ
- せいかつ
- まる・さんかく・しかく
【つくって遊ぼう】
- お絵描き
- おりがみ
配信された今月のデータには、
問題と回答の他、このような学習の進め方もありました。
学習内容とワンポイントアドバイスもあり、
自宅学習が進めやすく役立ちました。
我が家での学習の進め方
1日1枚プリントをするとありましたが、
難しくて息子が嫌がったらどうしようと少し不安もありましたが、
意外にも楽しんでくれたようで、
1日1枚では物足りず数枚ずつするようになったので、
コース内容を終えるのは1ヶ月より少し早く終わりました。
年中コースの場合、1枚のプリントに対する所要時間は5分程度とありましたが、
勉強内容は簡単だと思ったのですが、日付や名前も書かないといけなかったので
やはり4〜5分ぐらいはかかるなと思いました。
4月のプリントの感想
- 内容が難しすぎないので、息子のやる気は下がらなくて良かった。
- 問題の回答の仕方が線を引いたり、色を塗ったりと色々変化があったので面白かった。
- いきなりひらがなを書く練習ではなく、まずはどんな形なのかを覚えるやり方で、なるほどなと思った。
- 線を描くだけではなく想像力を使ってお絵かきをしたり、ハサミを使って切る練習もあるのが特に気に入った。
木の後ろに隠れている動物は何か答えるという問題。
息子も知っている特徴がある動物だったので、
すぐに回答できて喜んでいました。
ちゃんと回答できたらプリントの端にある星マークに色を塗ることができるので、
興奮しながら鉛筆からクレヨンに持ち替えて色ぬりをしました。
回答の仕方も線を引いたり、色を塗ったりというパターンがあって、
変化があるので息子も興味を持ちながら学習できたように感じました。
集中力があまり持たなそうな小さな年齢の子供でも、
これなら面白がってやってくれるのではないかと思いました。
今月はひらがなの文字がいくつか出てきましたが、
あいうえお順ではなくてランダムでした。
今までにも息子にひらがなの練習をドリルのような教材を使って、
させてみたことがありますが、
今思い返すと結構いきなり書く練習が多かったような気がします。
初めてひらがなの勉強するんだったら、
線をなぞるだけでも結構エレルギーを消耗するだろうし、
その文字がどんな形だったかって頭にインプットさせる作業も結構大変そうです。
しかしこのプリントではまず文字に慣らせるためなのか、
いきなり書く練習をするのではなく、
文字の形を認識させるような内容の問題だったので、
今まで私が行っていたひらがな教育のアプローチと全然違いました。
これだったら息子もひらがなを頭にインプットさせやすいかもしれないと思いました。
鉛筆やクレヨンを使うだけではなく、
ハサミを使って絵を切り取る作業もあって、
ちょっと工作感覚で息子はかなりお気に入りだった模様。
線に沿って切る作業はなかなか大変で、
息子は真剣な顔をして集中していました。
まとめ
最初は息子が気にいるか少し心配でしたが、
順調に学習ができました。
来月も経過を報告したいと思います。
海外在住で日本語教育のための教材をお探しの方は、
参考になれば幸いです。