Last Updated on 03/12/2018 by jpgothamlady
大都会ニューヨークの地下鉄は、先進国のものとは思えないほどオールドスクールです。
小さな子供を連れて地下鉄に乗るのも一苦労。
エレベーターが無ければ、けっこうキツイので冬でも私は汗だくに
なってしまうこともあります。
しかもニューヨークの地下鉄ってちょっと複雑で仕組みがわかりにくいです。
私は最初の頃はベビーカーを伴って地下鉄に乗るのが色々と面倒だったので、
結構避けていました。
でもやっぱりたまに用事でどうしても地下鉄に乗らないといけない時は、
子供を預けれる身内も近くにいないので、
ベビーカーと抱っこ紐を併用して地下鉄を利用していました。
どうしたらスムーズに地下鉄利用できるのでしょうか?
本日はニューヨーク地下鉄攻略ガイド、子連れ編をご紹介します。
ニューヨーク地下鉄攻略ガイド(子連れ編)
エレベーター
過去の記事でもご紹介しましたが、ニューヨークの地下鉄は大都会なのに
エレベーターの無い駅が多く、階段だらけです。
エレベーターはMTA Subway Mapの車椅子マークの付いているところにあります。
でも注意点が2点あります。
注意点:
- 駅によっては限定されたラインや階数のみにエレベーターがあったりします。
例:1、2、3ラインの電車が通ってる駅でもエレベーターがあるのは、
3ラインのプラットホームのみとか。
- 故障中やメンテナンスということも多いので、エレベーターのマークがある駅だから安心だと油断はしないように。
荷造りのコツ
カバン:
自分だけしかいない場合は手が空く肩からかけるタイプかバックパックが理想的。
そしてなるべく身軽に。
服装:
ニューヨークの地下鉄は古い駅が多いので、そういった駅にはエアコンが
付いていません。
夏なんかは息ができないくらいの蒸し暑さの中電車を待たなければなりません。
冬でも外は極寒だけど、プラットホームは結構暑いです。
だから私もダウンジャケットを着て外の防寒対策はばっちりなんですが、
子供を抱えながらベビーカーを運んだりする重労働があったりすると
プラットホームに着いたらいつも汗だく…。笑
暑かったら上に着ているものを脱げるような温度調節できる服装に
しておきましょう。
持っていると便利なもの:
ニューヨークの地下鉄は結構不衛生。
そして揺れるので車内で席に座れなかったら、ポールや手すりなんかに
つかまらないとバランスを崩してしまいます。
トイレもなかなか見当たらないので、
そう簡単に手を洗うことができません。
だからそんな時に除菌ジェルや除菌シートが
あるととても便利です。
あともう一つ。ニューヨーク地下鉄ではトラブルなので遅延も頻繁に起きます。
なかなか地上に出れないこともあるので、こういう時に脱水症状にならないように
水などの飲み物があると便利。
改札の通り方
ニューヨークの地下鉄の改札はこんな感じ。
↓↓↓
あと、こういうタイプもあります。
↓↓↓
こんな狭い改札をベビーカーと一緒にどうやって通過しろと?
大きなスーツケースや荷物がある時も通りづらいです。
改札を通る方法は大きく分けで3つ。
1.係員にお願いする
窓口が近くにあれば、係員にベビーカーがあるから非常口を開けてくれとリクエスト。
改札の隣にはこんなドアがあるんですが、
↓↓↓
車椅子やベビーカーのアクセスできるドアとなってます。
改札の中からだと普通に開けることができますが、
改札の外からはロックがかかっているので開きません。
係員にロック解除をお願いしたら、近くの改札でメトロカードをスワイプして
改札のレバーをおろします。
運賃を支払ったことを確認したら係員がドアのロックを解除してくれるので、
このドアから改札の向こう側にアクセスできます。
2.自分でドアを開ける
窓口が近くにない場合は、自分でどうにかするしかありません。
メトロカードをスワイプして自分だけ先に改札を抜けて、中からドアを開けて
改札外にあるベビーカーを入れればオッケー。
3.改札の中にいる人がドアを開けた時に中に入る
人が多い駅では、電車から下りてきた人たちがこの非常口ドアから外へ出ることも
よくあります。
中から人が出てくる時に、メトロカードをスワイプしてレバーを下ろして
ちゃんと運賃を支払っていれば、この開いたドアから中へアクセスすることも可能です。
あとちなみに地下鉄の子供用運賃ですが、
運賃を支払った大人と一緒であれば身長44インチ(約111センチ)以下の
子供は3人までは無料です。
ニューヨークの地下鉄に適したベビーカー
アンブレラストローラーなど軽量の折りたたみ式のベビーカーがベスト。
アッパベビーG-luxeを使っていたけど、
どちらも軽量だったので比較的に使いやすかったです。
ちなみにアッパベビーの方は6.8キロぐらいで、
マクラーレンの方は4キロぐらいだったので、
どちらもアメリカのベビーカーにしては軽量型。
当時腕力もまだあまりなかった私でも扱いやすかったです。
軽量なのもポイントだけど、ただ軽ければいいというわけじゃないんです。
ニューヨークの歩道はけっこうガタガタなことが多く、段差もあります。
地下鉄の中では問題なかったとしても、ある程度の耐久性のあるベビーカーじゃないと
外に出た時にキツイです。
4キロ以下のベビーカーもあるけど、子供がまだあまり歩けないうちは
軽すぎるベビーカーだと耐久性が心配なのでお勧めできません。
もし子供がまだ生後6ヶ月未満ぐらいで、軽量型ベビーカーに乗せれない場合は、
抱っこ紐を利用して地下鉄に乗ることをお勧めします。
駅構内でエレベーターが使えない時、大人が2人以上いる場合は
子供をベビーカーに乗せたまま階段を利用することもできますが、
大人が1人だけの場合は、子供をベビーカーからおろしてベビーカーを折りたたんで
階段を利用しましょう。
私は子供がまだあまり歩けない時は、ベビーカーと子供の両方を担いで階段の上り下りを
していたので、汗だくでした…。笑
車内ではみんなベビーカーは開いた状態で電車に乗っています。
折りたたんでいる人を見たことないくらい。
さすがに明らかに邪魔になりそうな巨大ベビーカーは電車の中で見たことはないけど、
軽量型ベビーカーだと比較的にコンパクトなので子供を乗せたまま
そのまま電車に乗ることが多いようです。
私もなるべく邪魔にならないように気をつけていますが、
ベビーカーは基本折りたたまないで電車に乗っています。
まとめ
子連れの外出時の参考に是非。